医療費控除
今年(平成29年分)の確定申告では
医療費控除が大きく変わります。
1つは領収書の提出不要、
もう1つがセルフメディケーション税制の導入です。
↓参照
https://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinkoku/shotoku/tokushu/info-iryouhikoujo.htm
「領収書の提出不要」を受けるためには、
領収書の提出のかわりに
「医療費控除の明細書」を作成して提出する
必要があります。
↓参照
https://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinkoku/shotoku/yoshiki02/pdf/ref1.pdf#search=%27%E5%8C%BB%E7%99%82%E8%B2%BB%E6%8E%A7%E9%99%A4%E3%81%AE%E6%98%8E%E7%B4%B0%E6%9B%B8%27
なお、健康保険組合等から送られる「医療費のお知らせ」を
添付すれば、その部分は明細書の記入を省略できます。
また、平成31年分までは従来の方法でも手続きできます。
セルフメディケーション税制とは、
健康診断等の疾病予防に取り組んでいる方であれば、
スイッチOTC医薬品の購入額のうち一部が所得控除となる、
という制度です。
従来の医療費控除とは併用できないので
どちらかを選択することになります。
↓参照
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000124853.html
税務署の電話相談も
医療費控除の問い合わせが
半分くらいを占めています。
意外と影響を受ける人が多い
改正かもしれませんね。