明けましておめでとうございます。

2009年もよろしくお願いします。

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金子哲雄(著) 価格:735円(税込)
おみくじの原価は1円!―時代を超えて生き残るビジネス (宝島社新書)

本書は、「ラクして儲ける」方法が書かれています。

おみくじビジネスはなぜ1000年以上続いているのか? 

1杯390円のラーメン店はなぜ儲かるのか? 

 ものやサービスの原価を切り口に現代の消費を分析しながら、儲けのからくりを解き明かし、ビジネスのヒントを提示しています。
 ぜひ、目線を低くして、セコくなって、捨てるものを利用することを考えてみてください。

 これが著者の提唱するセコい+エコロジー=”セコロジー”です。

 これからは”セコロジー”を実践することが、資源の少ない日本、お金をかけたくない企業が唯一生き残っていく戦略になるのではないかと思います。
原価について考えるにあたり、おみくじを引き合いに出したのは、「暴利多売」ということを説明するためです。

 消費者には、”暴利”を悟られずに、正しく利益を得る方法を、これからの企業やビジネスマンは目指すべきだと思うのです。

  ふだんから、あらゆるものの原価を意識し、身のまわりの商品やサービスに対してアンテナを張りめぐらせることを心がけてください。
それがビジネスセンスをみがき、最小の手間で最高の利益を上げる方法です。


本書は、非常に読みやすく、ビジネスのヒントがちりばめられています。お薦めの一冊です。