おはようございます。昨日も暑かったですね。渡しは冷房で少し不調に。冷房で体調はみなさん大丈夫でしょうか。
二つに大別されうる関心事について。個人的なレベルで言えば、映画「ありがとう」とエジプト展及びイトコの展覧会。社会的なレベルで言えば、アメリカ国政選挙と日本の民主、自民の党首選挙。
社会に関する出来事は、いかなる現象においても複数の枠組み及び観点のなかで観察しうる。枠組みの選択自体は、とりあげる対象の性質に係る。
映画や展覧会においては、美学的枠組みで捉えることになるだろう(もちろん、政治的意味がないわけではない)。このようにみることで、人は芸術的な感動や満足感を覚えることだろう。
党首選挙について、政治的枠組みあるいは観点により、分析することでより有意味な結論に至るだろう。
ある出来事や事象について、判断を下す場合は、事実判断と価値判断という二つの判断基準で結論をだす。これを上述のことをあえて敷衍して言うとすれば、前者は価値判断に主として依存し、後者は事実判断と価値判断相互に依存する。
後者に関しては、両判断基準が相互依存関係にあるのは間違いない。事実判断の前提は情報公開であり、それに基づき価値判断が行われる。そうであればこそ、情報公開を担うマスコミや研究者等の役割の有意味性が明らかになのである。
重要な選挙の秋。ここにおいて、彼らに適切な役割を果たしてもらいたいのである。3.11の時の二の舞だけはゴメン、である。よりよい社会選択をするためにも。
硬いことを書いてしまいましたが、外からほの聞こえる虫の音。文学の秋でもあります。たまには文学的、芸術的薫りに触れたいものです、心ゆくまで。