社会保障と税の一体改革素案
投稿日:2012年01月23日月曜日 12時19分32秒
投稿者:税理士法人スプラウト カテゴリー: General
今月初めに
政府が「社会保障・税一体改革素案」
を決定しました。
日本は
ものすごいスピードで
少子高齢化が進んでいて
その結果
年金や医療等の社会保障費が
年間1兆円ずつ増加しています。
年金制度や医療保険制度を
持続可能なものにするには
社会保障と税を一体として
抜本的な改革をするしかありません。
年金や医療保険の制度ができた
50年前が
一人の老人を大勢で支える
「胴上げ型」だったのに対し
今は
一人の老人を3人で支える
「騎馬戦型」
さらに今後
一人の老人を1人で支える
「肩車型」
に進んでいく可能性があります。
財源となる税に関して
次のことが案にあがっています。
1.消費税の税率引き上げ
現行の5%を
平成26年4月から8%に
平成27年10月から10%に
税率を引き上げていく。
あわせて
新設法人の免税点や
簡易課税の見直しを図る。
消費税率は
単一税率で行くため
インボイス制度の導入はしない。
2.所得税
現在40%となっている
所得税の最高税率を
平成27年から45%に引き上げる。
3.相続税・贈与税
平成23年度税制改正大綱に
上がっていた
相続税の基礎控除額の引き下げ
保険金の非課税限度の縮小 等の
相続税に関する改正は
平成27年から実施する。
まだ案の段階ですが
いすれも実現する可能性が
高いような気がします。
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