先日、小田和正さんのライブ「今日もどこかで」ツアーに行って来ました。
 実は、学生時代に音楽をかじっていまして、今でも音楽のライブに行くのがライフワークとなっています。特に夏と言えば「海」ではなく、僕の場合は夏と言えば「野外フェス」。小田さんのライブは去年、京都の梅小路公園で行われたこれまた僕の大好きなくるり主宰の野外フェス「京都音楽博覧会」以来でした。
 みなさん、TV・CMでおなじみの曲から懐かしのオフコース時代の曲まで珠玉の名曲のオンパレードでした。小田さんのライブは、その他のアーティストのライブとは少し違い、ただ盛り上がるのではなく、そのひとつひとつの曲の向こうに自分の今までの想い出や、大切な人のこと、そして今を生きることの大切さや今が幸せであることなどを思い出させてくれます。
 そして、ライブで驚いたのは61歳とは思えない透きとおった高い声、そして、会場を所狭しと走るステージングでした。小田さんのライブに行ったことがある方はご存知だと思いますが、いつもすごく走るんです。今回のツアーもアリーナ席に網目のように張り巡らされた通路。そして、ところどころに小ステージがあり、時折、客席に下りてファンと一緒に歌ったり、握手したりとどこからでも楽しめるいいステージでした。
 自分の倍もの年齢なのにあのバイタリティ。ストイックに取り組む姿に感動し、自分もがんばらねばと思いました。

 業務2課 
 矢里 仁志